評価:92点
レビュー:
スペイン内戦を題材にファンタジー映画かと思いきや、リアルな暴力・殺人が繰り広げられるスリラー映画といったほうがいいでしょうか。いうなればダークファンタジーな映画ともいえます。この作品の評価できるとことは、なんといっても映像美。オフェリアが迷い込むラビリンスな世界の映像クオリティが素晴らしいところです。
特に、↑の目のない怪物とオフェリアが遭遇するシーンなどは、ターセム・シン監督のザ・セルを彷彿とさせる感じでした。
パンズ・ラビリンスの醍醐味について、ラストも含めてこれがオフェリアの妄想か現実かということですが、以下3つくらいわかれるのではないでしょうか。
1:すべて現実(設定すべてが本物:すなわち怪物なども実在)
2:前半のファンタジー部分は空想で、ラストだけ現実(オフェリアの空想が現実に!)。
3:ファンタジー部分はすべて空想(オフェリアは常に厳しい現実にさらされていた。)
私の評価ではやはり3の全て現実としかみれないかな。試練とかもちょっと抽象的な感じだったし、オフェリアが地下の王国の姫である必然性もイマイチ感じられなかったというのも理由にあります。
バベルのイリニャトゥ監督とかもそうだけど、メキシコ人監督の作品は面白い!!
監督:ギレルモ・デル・トロ
製作:ベルサ・ナヴァロ、アルフォンソ・キュアロン、フリーダ・トレスブランコ、アルバロ・アウグスティン
脚本:ギレルモ・デル・トロ
キャスト(出演者):
オフェリア … イヴァナ・バケロ(日本語吹替:宇山玲加)
パン … ダグ・ジョーンズ(日本語吹替:山口りゅう)
ビダル … セルジ・ロペス(日本語吹替:諸角憲一)
カルメン … アリアドナ・ヒル(日本語吹替:瀬尾恵子)
メルセデス … マリベル・ヴェルドゥ(日本語吹替:塩田朋子)
Dr.フェレイロ … アレックス・アングロ(日本語吹替:伊藤和晃)
ガルセス … マノロ・サロ
ペドロ … Roger Casamajor
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